【代表BLOG】高きをめざし、逆境をバネに、未来に大きく飛躍しよう!

【代表BLOG】高きをめざし、逆境をバネに、未来に大きく飛躍しよう!

いまだ新型コロナウィルスの感染拡大は収まらず、変異して世界中に蔓延しています。日本でも若者の感染は拡大し、家庭内感染が大きな問題になってきています。
コロナウィルスはマスクなしでは、5分程度の会話で感染すると言われています。マスクを外しての会話、食事に注意しましょう。あなどらず、恐れず感染しない万全の対策をしましょう。これでもか、という厳しい状況が続き、皆さんも不安とストレスで大変だと思います。一方、ワクチンの接種も進み、新薬の開発も進んできています。あと少し、もう少しの忍耐です。飛沫だけでなく、最近はエアロゾルの吸入による空気感染も指摘されていますので、生活習慣を改め、感染させない、感染しないために換気・マスク等の、万全の対策を講じていくようにしましょう。
逆境の中、成長するためには、自分と戦うことです。一日一日が勝負になります。今日も自分の殻を破ろう。新しい挑戦をしよう。このチャレンジがなければ自分の弱さに勝つことはできません。辛い時もあるかもしれません。しかし、ここでやめるわけにはいかない、くじけてなるものかとの強い気持ちで、未来のために真剣に学ぶ情熱が大事です。将来社会で活躍して、多くの人々の幸福に貢献するのだという使命感を持ち、苦労を重ね、頑張り抜くところに力がつくのです。 いろいろな事情や、大変なことも多いと思います。困難や大変なことがあるという事は自分を磨き鍛えることができる幸せな環境なのです。逆境こそ成長のための大きなチャンスになります。この困難なこと、大変さや苦労を乗り越えて自分自身を強くしてこそ、大きな仕事をすることが可能になります。甘えを排して頑張り抜くことが大切です。そのためには、自分の心の壁を破る勇気が大切です。 但し、新しい決意に立てても、ともすれば人間は次第に惰性に流れていくものです。継続は力なりと言う言葉がありますが、この逆境の期間、自分との戦いの執念で、目標を完遂していきましょう。大きな成長がそこに待っています。何事も意味のない事はありません。リズム正しい生活でコロナにも自分にも勝利しましょう。学力とは自ら主体的に学ぶ力を意味します。その力をこの大変な時に身につけることに挑戦し、自分の弱さに勝利しましょう。今日から、ここから、高い目標を掲げ、大きな夢を持ち、高きを目指し、未来に羽ばたいていきましよう。
「コロナ疲れに負けないコツ」は、まずは体調です。しっかり眠ることです。
ネガティブな気分や体の不調は、睡眠不足になればなるほど悪化します。最低6時間以上の連続した睡眠が基本です。疲れ具合や体調により増やしてください。不規則な睡眠も体調を崩します。テレビやYouTubeなどを見て夜更かしし、昼夜逆転生活にならないようにしましょう。遅くとも午前0時までには寝て、朝日を浴びる時間となる午前6時に起きるのが理想です。
日本の歴史上、革命と言える出来事は明治維新だと言われています。その明治維新を成し遂げ、新政府を立ち上げた人物の多くが山口県の萩市の小さな私塾「松下村塾」の門下生でした。吉田松陰によって、日本の夜明けを開き、明治維新を成し遂げた、逸材を育てた吉田松陰の生涯は波乱に満ちていました。幕末の動乱の時、安政元年(1854年)にペリーの率いるアメリカ艦隊に乗り込みアメリカへの密航を企て、失敗し捕らえられ、25歳で牢獄に投じられます。投獄された「野山獄」は厳寒や酷暑に責められる牢獄であったことには変わりはありませんが、比較的自由にいろいろなことができたようです。普通なら計画に挫折し、失意の底で嘆くのですが、吉田松陰は、この逆境の場をなんと絶好の勉学の場として、徹底して読書に明け暮れたそうです。「野山獄」での14カ月間で約600冊の歴史書、政治、経済、詩歌等万般の書物を読破し、多くの著作も残しました。さらに囚人たちと活発に議論をしたり、希望者を集めて「孟子」の講義をしたり、囚人の釈放運動までしたと記録されています。吉田松陰は逆境をただ嘆いて、虚しく時を過ごそうとしなかったのです。志を抱く者は多い。理想に生きようとする人もまた多い。
しかし一度逆境の下に置かれ、困難な障害に阻まれると、不運を嘆き、志を捨て去る人は少なくありません。歴史に残る、吉田松陰という人は刻一刻と過ぎ行く時を懸命に生き抜いたのです。この「野山獄」から解放されると、山口県の萩市の実家に戻り、8畳一間の小さな「松下村塾」を開いたのです。獄中の経験を活かし、下級武士や農民を集め、個性を重んじた教育をしたのが、後世に語り継がれる「松下村塾」だったのです。塾生たちの最大の楽しみは夜になって開かれる吉田松陰の自由講義にあったと言われています。自由な議論を活発にして、多くの逸材を輩出していったのです。久坂玄瑞、高杉晋作、伊藤博文、山形有朋などなど明治維新で活躍する多くの逸材がこのことを語っています。松陰が「松下村塾」で教えた期間はあまりにも短く、その後2回にわたり投獄され「安政の大獄」でわずか30歳の若さで生涯を閉じました。幕末の過酷な時代に大きな夢を持って、高きを目指していた若者たちに与えた影響は非常に大きく、いまなお日本の歴史に輝いて残っています。学問にしても、スポーツにしても、何かを習得しようと思えば、必ず指導者が必要になります。よき指導者がいれば上達も早く向上も著しい。自分一人では徒労に終わり、行き詰まってしまうことも多いのです。INGの先生たちと一緒に新型コロナウィルスの招いた逆境をチャンスに変えるためにも、今こそ力をつけ未来の活躍をしていくための努力をしていきましょう。そしてコロナにも自分の弱さにも勝利しましょう。
今一度勇気と大きな希望を持ち大きく成長し、未来に羽ばたいていきましょう。

                         令和4年 4月吉日
                         ING進学教室
                         代表 岡田 弘行


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