こんにちは。
ING拝島教室 教室責任者の櫻井です。
みなさん、こんにちは。秋と言えばスポーツの秋・読書の秋・食欲の秋など言われますが、どれも他の季節でもできるのに何故、秋に限って○○の秋とされるか考えたことがありますか?今日はその理由を少しお伝えします。
まずは、スポーツの秋。これは、どうやら1964年に開催された東京オリンピックが関係しているようです。東京オリンピックが開催されたのが10月、この開会式が10月10日だったため、この日を体育の日として制定しました。この頃、国民でスポーツを楽しもうとの呼びかけがさかんに行なわれ、運動会も秋に行なわれる学校が多くなりました。このことから秋がスポーツの秋とされるようになったようです。
次に読書の秋。スポーツもそうですが、夏のように暑過ぎず、冬のように寒すぎずスポーツをするにも、読書をするにも最適な季節であるということがまず前提にあります。その上で実は、夏目漱石が鍵を握っているようです。夏目漱石は代表作「三四郎」で中国の文人が詠んだ「灯火親しむべし」という詩を引用しました。これは、「秋は過しやすい季節だから、夜には明かりをともして読書をするのに最適だ」という意味で、この頃から「最適な季節の秋に読書をしよう」という風潮が生まれ、読書の秋と言われるようになったそうです。
その他様々な○○の秋がありますが、いずれにしても、とても過しやすい気候であり、物事に集中するのに最適な季節です。皆さんも自分なりの○○の秋を決め、何かに挑戦して欲しいと思います。
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