こんにちは。ING立川教室の山下です。
期末テストも大詰めですね。
納得のいく学習ができているでしょうか。
さて、算数や数学の文章題などを指導していると、
!?と思う場面に出くわします。
ミカン1個の値段はいくらでしょう。
といった問題に対し、「12000円」と書かれていたり、
(黄金でできているのかな?)
たかしさんの歩く分速を求めなさい。
といった問題に対し、「分速3km」と書かれていたりします。
(人間を超越していますね)
本人は大まじめに書いているのでしょうが、一般的にあり得ません。
一般的に、算数や数学の問題の答えは、常識的な範囲に収まっています。
もちろん、常識にとらわれない自由な発想というのも大切ですが、
あくまでも一般的な公立学校の定期テストの問題では、そんな問題は出ません。
例えば、人の歩く速さは分速60m前後ですし、
果物の値段は100~300円くらいです。(あくまでもテストに出るような果物です)
こういった、一般常識は身についていると思うのですが、
それでも必死で問題を解いていると、そこまで考えが至らないのでしょう。
ミカンの値段が12000円と出た時、「おかしくないか?」と
自分に問いかける心のゆとりが必要ですね。
これが、さらに数学の世界に入っていき、文章題以外でも
「グラフが右上がりの直線なのに、傾きがマイナスになってる。おかしいな」
とか、
「どうみても、この角度は鋭角なのに、計算すると120度になる。おかしいな」
といった違和感に気付けるようになっていきます。
「一般的な」物の値段、車や電車の速度、お風呂の容積、家族の年齢などなど、
身の回りの色々な数字を知っておくといいですね。
頑張れニッポン!! 頑張れ受験生!!
ING進学教室 立川教室
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