みなさん、こんにちは!
ING河辺駅前教室、K先生です。
肌寒い日が続いています。こんな時は体調を崩しやすいので、寝る前に温かいものを飲むことや、十分な睡眠をとるなど体調管理を心がけましょう。
さて、近年入試でもテーマとして取り上げられているSDGsの17の項目について、少し触れていきたいと思います。今日は項目8「働きがいも経済成長も」についてです。
ディーセント・ワークとは「働きがいのある人間らしい仕事」と言う意味です。仕事があっても貧困から脱出することができない、仕事があっても人としての尊厳を失いかねない厳しい状況にあるという問題は、発展途上国にも先進国にも共通して存在する問題です。ディーセント・ワークを推進するためには、雇用を創出する事はもちろん、経済や社会の仕組みそのものを見直し、改革する必要がありそうです。
持続可能な経済成長を実現するためには、世界中の全ての人々が経済の活性化につながるような働き方をする必要があります。この時、経済が活性化しさえば良いという論理で物事を捉えてはなりません。目先の経済発展を優先して自然環境を破壊してしまったら、持続可能な成長はあり得ません。これは多くの先進国が経験し、失敗から学んできたことです。また経済的な効率の良さが、一部の人たちが劣悪な労働環境に耐えることによって支えられているのであれば、それはやがて大きな歪みや格差につながり、持続可能な社会を作ることにはつながりません。途上国では強制労働や人身取引、児童労働の問題も深刻です。こうした労働を根絶するための、緊急で効果的な取り組みが求められています。
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