みなさん、こんにちは！
ING河辺駅前教室、K先生です。
肌寒い日が続いています。こんな時は体調を崩しやすいので、寝る前に温かいものを飲むことや、十分な睡眠をとるなど体調管理を心がけましょう。
さて、近年入試でもテーマとして取り上げられているSDGsの17の項目について、少し触れていきたいと思います。今日は項目10「人や国の不平等をなくそう」についてです。
国家間の経済的な格差は、現在、小さくなる傾向にあります。貧困問題が特に深刻なのは、後発発展途上国、内陸発展途上国といった国々ですが、こうした地域でも貧困率は少しずつ下がってきています。しかし、不平等が解消されているわけではありません。保険や教育、その他のサービスを受けられる機会という点では、まだまだ大きな格差が残っています。
国家間の経済的な格差が小さくなる一方で、各国の国内では不平等が拡大している現状があります。国によって不平等の中身はさまざまですが、拡大しているという状況は共通しています。例えば日本では、少子化で子供の数が減少しているにもかかわらず、生活保護費以下の収入で暮らす子育て世帯が過去20年で2.5倍になったことが2020年に新聞で報道されました。また、2014年の調査で所得格差を示す「ジニ係数」が過去最大になったことも発表されました。ある一部の産業や分野にのみ関係する経済が成長している場合、貧困は解消されず、格差が広がる傾向になるようです。
このような、格差を解消するために私たちはどのようなことができるでしょうか。
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