みなさん、こんにちは!
ING河辺駅前教室、K先生です。
肌寒い日が続いています。こんな時は体調を崩しやすいので、寝る前に温かいものを飲むことや、十分な睡眠をとるなど体調管理を心がけましょう。
さて、近年入試でもテーマとして取り上げられているSDGsの17の項目について、少し触れていきたいと思います。今日は項目12「つくる責任・つかう責任」についてです。
18世紀後半のイギリスで始まった産業革命は、それまでの生産と消費のあり方をがらりと変えました。産業革命は、産業の加速度的な発展や科学技術の進歩をもたらしましたが、父の部分もまた多く産みました。例えば大量生産には大量の天然資源が必要ですが、その資源は石油をはじめ限りあるものがほとんどで、このままでは近い将来枯渇してしまいます。また生産の過程で発生する有害な廃棄物は、深刻な環境破壊を引き起こします。さらに、大量生産・大量消費は、大量廃棄という問題も生み出しました。まだ使えるのに、まだ食べられるのに捨てられているという現状も深刻です。
持続可能な生産と消費には、資源を効率的に利用すること、省エネを推進すること、製品ライフサイクルの視点で廃棄物を管理すること、社会の仕組みそのものを見直すことなど、様々な角度からの取り組みが求められます。そして、先進国も発展途上国も含めたすべての国が取り組むことが欠かせません。他の国に先駆けて産業革命を達成した先進国は、これまでに多くの環境破壊や資源の無駄遣いをしてきました。持続可能な生産と消費のために、先進国が率先してできる事はあるでしょうか。また先進国である日本に住む私たちは、生活の中でできる事はあるでしょうか。
ING進学教室 河辺駅前教室
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