みなさん、こんにちは!
ING河辺駅前教室、K先生です。
肌寒い日が続いています。こんな時は体調を崩しやすいので、寝る前に温かいものを飲むことや、十分な睡眠をとるなど体調管理を心がけましょう。また、乾燥していますのでこまめな水分補給も心がけましょう。
今日からは冬にまつわる和歌や俳句を紹介したいと思います。今日は現存する日本最古の歌集「万葉集」からです。
「田子の浦ゆ 打ち出でてみれば 真白にそ 富士の高嶺に 雪は降りつつ」
作者は山部赤人(やまのべのあかひと)という人です。山部赤人は奈良時代の歌人です。三十六歌仙のうちの一人で、柿本人麻呂(かきのもとひとまろ)とともに歌聖と呼ばれています。※諸説あり
和歌の意味は「田子の浦を通って(視界の開けたところまで)出て見ると、真っ白に、富士山の高いところに雪が降り積もっていることだよ。」というものです。
初句の「ゆ」が字余りですが、この字の意味は「~を通って」という意味なので、この言葉があることで「田子の浦から離れたところで富士山を眺めた」ということがわかります。
今も昔も、冬の富士山の荘厳さは変わらないものだと思います。
このブログが皆さんの勉強の息抜きと、ほんのちょっとの知識を提供できれば幸いです。
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