こんにちは。ING立川教室の山下です。
中3生は、都立入試に向けて全力で取り組んでいます。
この時期全力を出していない受験生はいないでしょう。
同時進行で、中1.中2は学年末試験の勉強をしていることでしょう。
中3には程遠いですが、しっかり計画を立てて学習を進めています。
しかし、学習量は十分に足りているでしょうか。
さて、「強魚」という漢字。 読めますか? また、何だと思いますか?
歴史小説家に「吉川英治」という人がいます。
「宮本武蔵」や「三国志」などが有名です。
INGでは、年間を通して様々なイベントを行っていますが、
「エッセイ・作文コンクール」もその一つです。
表彰式は、多摩地域の歴史的・地域的に価値のある場所にて行われるのですが、
青梅市にある「吉川英治記念館」にて行われたこともあります。
いきなり何の話をしているの?と思われるでしょうが、
吉川英治が「強魚」に関係しているのです。
ある日、吉川英治が仲間と料亭で食事をしていたところ、
メニューに「強魚」と書かれていました。
誰も読めず、どんな料理か想像もできませんでした。
しかし、吉川英治が笑って仲間に説明をしたそうです。
「これはシイザカナと読みます。もうお料理はひと通りでました。
しかし、お酒のオツマミはあった方がいい。
ですから、おなかにたまらないものでしょう。
たぶん、蒸し鰈(ムシガレイ)でしょう」
そして、実際にムシガレイがメニューだったそうです。
彼は、子供の頃、お金持ちだったところから没落し、
非常に貧しい生活を送っていました。
20歳前後で横浜から東京に出てきて、仕事に就きました。
彼は学がなかったので、百科事典を50回読んだそうです。
だから、前述の「強魚」も読め、意味も分かったのでしょう。
皆さんは、反復の重要性は理解していると思いますが、
教科書を50回読んだり、問題を50回解き直したりまでしていますか。
せいぜい2.3回でしょう。残念ながら、それでは反復とは言えません。
ウソだと思って、10回は取り組んでみましょう。
問題を解く時の感じ方が変わりますよ。
先日、昭島教室の中1からバレンタインのチョコを頂きました。
ありがとうございます。
なぜ、これにしたのかというと、私に似ているからだそうです。
誰か、いい眼科を紹介してあげてください。
ING進学教室 立川教室
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