ING立川の山下ですこんにちは。
ご無沙汰しています。
中3は仮内申が出て、併願校の基準に達したり、達しなかったり、と悲喜こもごもな様子です。
2回目の三者面談も佳境を迎えており、多くの生徒は、第一志望校に向けた本格的な実戦力強化にのぞんでいます。
今日は、お昼に小6の都立中受験クラスで作文の指導をしました。
テーマを理解するとともに、その中学校が何を望んでいるのか考えましょうという話をしました。
話の内容としては、
どんぐりを拾った女の子と地元の博物館のおじいさんとの、どんぐりの木にまつわる心温まるお話の読解です。
レベルとしてはそれほど高くないのですが、本文の内容に触れて、人との関わり方についての考えを書くという問題でした。
作中で、女の子は2個のどんぐりを拾います。それを大切に持ち帰ろうとするのですが、
おじいさんの様子を見てから、おじいさんに2個ともあげると言います。
おじいさんは、女の子の様子を見てから、2個のうち1個をありがたくもらい、残りの1個は女の子に返します。
この二人の「相手の気持ちを推し量る」行動が、人との関わり方を表しています。
しかし、より重要なのは「なぜこの問題を出したのか」を考えることです。
この問題が解ける人は「相手の気持ちを推し量れる」人である可能性が高い。
そして、そのような生徒に入学してほしいという、中学校からのメッセージなのです。
だから、過去問を解く際は、正解を導こうとすることだけでなく、
なぜその出題にしようとしたのか、という出題者の意図を考えることが大事です。
複数年解いていれば、その中学校の理想像のようなものが見えてくるでしょう。
それに合わせた作文を書けるようにすれば、合格が見えてきます。
さて、皆さんはどんぐりころころの歌は正しく歌えますでしょうか。
どんぐりころころ「どんぶりこ」ですよ。
いにしえより伝わる間違いである、どんぐりころころ「どんぐりこ」ではありませんよ。
どんぐりこ=どんぐり粉=どんぐりを挽いて作った粉だと思った方は、
私と同じ残念な動物ということです。元気を出してください。
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