ING東大和教室の山下ですこんにちは。
都立一般入試が終わり、学年末テストも終わり、
少し静かになりました。
中3生は、2月末で卒業ということになるのですが、
様々なことで、教室に来てもらうことがあります。
そんな中、絶望的な自己採点結果だったにも関わらず、
なぜか合格した生徒が、合格証を見せに来てくれました。
これで「本当に合格したんだ」と信用しました。
その生徒が、帰りがけに言いました。
「学年末テストで数学100点取りましたよ」
もっと早くとれや・・・
それにしても感慨深いです。
入塾当初(中3の夏前)、学校の三者面談で担任の先生から提案された高校と、
本人の志望校がびっくりするくらいかけ離れていました(3~4ランクくらい😲)。
正直「来るの遅すぎだろ」と思いました。
その後、本人の努力で、成績的にも学力的にも2ランク上なら目指せるくらいになりました。
でも、当初の志望校を目指すのは厳しい状況でした。
(生徒の名誉のために書いておくと、最後の模試ではA判定を取っています。
それでも様々なデータやメンタル面などを総合的に考えて進路指導をしています)
だから、最終の三者面談でそれを伝え、志望校を下げるという選択肢を示しました。
「一日考えさせてください」
静かにそう答えて、保護者と一緒に帰りました。
翌日の返事は
「やっぱり最初の希望を貫きたいです」
「OK。最後まであがきましょう」
そして答案再現会で出した点数は、基準から100点以上足りない状態でした。
かつて、100点以上足りない状態で合格したケースはありませんでした。
面談時にそれを伝えました。
「正直、厳しいと思う」
本来、こういうことを伝えるのは不要なことかもしれません。
せっかく受験という肉体的にも精神的にも大きな負担がかかるイベントから解放されたわけですし、
発表日になれば結果が分かることですから、
いたずらにそれまで重たい気分のまま過ごさせるべきではないという意見もあるでしょう。
しかし、発表当日の精神的負担を軽減させるためにも、覚悟を持って結果を受け入れるためにも、
悪い結果であろうことこそきちんと伝えて、前を向かせるべきと考えます。
面談の最後に生徒は言いました。
「もっと早くから始めるべきでした」
そこからまさかの合格!
一部の学習塾は、「難関校に○人合格させた!」と結果に盛り上がっていますが、
我々は過程を重視します。
この生徒が受かった高校は、決して難関校ではありません。
こういうストーリーが中3生一人一人にあります。
にしても・・・
大学受験の勉強は、本当に早くから始めてくださいね。
こっちの心臓と血圧に悪いですから。
志望校が明確に決まっている中学生は、早く連絡をください。
今回の結果はあくまでもレアケースであり、
早くから始めるほどその可能性は高くなります。
特に中1.2になる方。
まだ早いと思っているうちに、あっという間に入試になってしまいますよ。
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