みなさん、こんにちは!
ING河辺駅前教室、K先生です。
肌寒い日が続いています。こんな時は体調を崩しやすいので、寝る前に温かいものを飲むことや、十分な睡眠をとるなど体調管理を心がけましょう。また、乾燥していますのでこまめな水分補給も心がけましょう。
今日も冬にまつわる和歌や俳句を紹介したいと思います。今日はかまくら
時代の歌集、「新古今和歌集」からです。
「さびしさに 堪(た)へたる人の またもあれな 庵(いおり)ならべむ 冬の山里」
作者は西行法師(さいぎょうほうし)です。もともとは、藤原氏の流れを汲む北面(※天皇の住まいを守る=門番)の武士で名は「佐藤義清」といいました。しかし、23歳で出家します。その後、全国を旅しながら多くの短歌を残していきました。
この和歌は「さびしさに堪えている人が他にもいたらいいなあ。そしたらこの冬の山里に家を並べて住みたいなあ。」という意味です。
世俗(せぞく)を捨てて、出家した身とはいえ、一人の寂しさは耐え難いものがあったのでしょう。人恋しさを引き起こす冬の寒さは今も昔も変わりませんね。
このブログが皆さんの勉強の息抜きと、ほんのちょっとの知識を提供できれば幸いです。
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