【ING河辺駅前】秋来ぬと…

【ING河辺駅前】秋来ぬと…

みなさん、こんにちは!
ING河辺駅前教室、K先生です。
 コロナの流行も少し落ち着いてきましたが、依然として感染者数が多い状況になります。油断せずに手指の消毒や、室内でのマスクの着用など、感染防止に努めていきましょう。
 さて、9月も半ばです。今日も秋を彩る和歌・俳句を紹介していきたいと思います。秋の和歌では秋の風について書いた唄が多くあります。

 「秋来ぬと 目にはさやかに 見えねども 風の音にぞ 驚かれぬる」(藤原敏行)

 「秋が来たというのは目でははっきりとわからぬが、風の音にふと秋だなと感じさせられることだ」という意味です。
 古今和歌集に載っている歌で、中学校の教科書にも載っていますので、知っている人も多いのではないでしょうか。初句の「来ぬ」は「きぬ」と読みます。この「ぬ」は完了の意味で「~した」と訳します。また四句目の「ぞ」は強意を表す助詞で、係り結びを誘発する助詞です。ですので、結句の最後は「ぬる」と完了の助動詞「ぬ」の連体形になっています。

 皆さんも勉強の合間に筆を休めて、秋の訪れを感じられるものを探してみても良いかもしれません。

ING進学教室 河辺駅前教室
0428-21-7511
担当:内田まで

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