みなさん、こんにちは!
ING河辺駅前教室、K先生です。
肌寒い日が続いています。こんな時は体調を崩しやすいので、寝る前に温かいものを飲むことや、十分な睡眠をとるなど体調管理を心がけましょう。また、乾燥していますのでこまめな水分補給も心がけましょう。
今日からは冬にまつわる和歌や俳句を紹介したいと思います。今日は平安時代の歌集「古今和歌集」からです。
「雪降れば 木ごとに花ぞ 咲きにける いづれを梅と わきて折らまし」
作者は紀友則(きのとものり)という人です。「古今和歌集」の編纂(へんさん)にたずさわった人の一人で、「土佐日記」でも有名な紀貫之(きのつらゆき)のいとこです。
和歌の意味は「雪が降って、木に白い花が咲いたように見える。木毎(きごと)と書くと梅という字になるが、どの木を本当の梅の木と区別して折ったらよいだろうか」というものです。
この句もまた木の枝に雪が積もった様子を、白い花に見立てて詠んだ句です。そればかりでなく、「木」「毎」と書いて、梅の木と結び付けた面白い歌になります。
このような言葉遊びも含まれている、おしゃれな歌です。
このブログが皆さんの勉強の息抜きと、ほんのちょっとの知識を提供できれば幸いです。
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