みなさん、こんにちは!
ING立川教室の山下です。
私はよく、色々な手を使って生徒をひっかけます。
昨日、河辺教室で中1数学の授業をしました。
関数についての授業です。
その中の問題に、
「直径xcmの円周の長さy」で、yはxの関数と言えるか
というのがありました。
ある生徒にどっちか聞いたところ、少し悩んで
「関数と言えます」と答えてくれました。
正解です。
しかし、私は「正解です」とは言わず、
「ファイナルアンサー?」と念押しします(古くてスミマセン)。
すると、もう一度その生徒は悩み始めるのです。
最終的にその子は「ファイナルアンサー!」と答えてくれました。
(ゴメンネ)
思いっきりためて「・・・・せいかーい!」
一気に場が和み、歓声が上がります。
普通、もう一度聞かれると、「自分の答えは間違っているのではないか」
という心理が働きます。
特に学年が浅い生徒は、何となく答えてしまうことがあるので、
特に考えずに「やっぱり違う」と否定してしまうことが少なくありません。
きちんと考えて「確信を持って」答えられるようにしたいので、
時々、答えが合っていても、念押しします。
そのような引っかけにかからなかったその子は素晴らしいですね。
また、この問題では円周率をπとして用います。
小学校まで円周率=3.14と教わっていた生徒たちは
なかなかπに馴染んでくれません。
でも、
「円周率を3.14としたら、小数のかけ算や割り算しないと答え出ないよね」
「でもπを使えば、計算しなくていいんだよ?すごくない?」
というふうにハードルを下げると、積極的に使ってくれました。
久しぶりに普段教えていない教室に行くと、
その教室のカラーが見えて楽しいです。
・比例って言われたら?
・比例定数って何?
・この数を代入すると?
・円周の公式を「直径」という言葉を使わずに表すと?
こういった質問を何度も投げかけていると、
初めのうちは答えられなかった生徒も積極的に答えてくれました。
さすが、大森先生の教室の生徒たちは、積極姿勢がありますね!
皆さんも、積極姿勢を持って、INGの「力の夏期講習」に参加してみませんか?
ING進学教室 立川教室
042-522-1611
担当:山下まで