こんにちは。ING立川教室の山下です。
毎週水曜は模擬入試を行っています。
毎回、難関校の過去問を解いてもらい、合格最低点を超えているかを発表します。
先週は、6割の生徒が合格しました。
合格できなかった生徒たちは、悔しそうにしています。
今日こそ合格してほしいですね。
合格点に届かなかった生徒の中には、
時間内処理ができていない子が多いです。
では、なぜ時間内に解けないのか。
解き方が分からないというよりは、
無意識で処理できる部分が少ないという印象があります。
多くの入試は、試験時間は50分ですが、
先生は、30分もあれば十分最後まで解き切れます。
それは、どこに補助線を引くか、どの文に答えが隠されているかなど、
解法の指針が「なんとなく」分かるからです。
しかし、時間内に解けない生徒には、その「なんとなく」が少ない。
国語なんかはそれが顕著ですよね。
国語が得意な生徒は、「なんとなく」この選択肢だよね、というのが
ことごとく当たります。
「ここの指示語はこれを示しており、それが筆者の~」といった部分を
無意識の内に処理して、最短で正答にたどり着きます。
しかし、この無意識の処理をできるようにするためには、
意識して処理することを繰り返すしかないというジレンマがあります。
私は運動神経悪い芸人なので、
サッカーのリフティングが3回くらいしかできません。
サッカー選手が、永遠にリフティングしているのを見ると、
同じ人間とは思えません。
彼らは、「足のどの部分にボールを乗せて」とか考えていないでしょう。
無意識でボールを蹴り上げ続けることができるのです。
一度、リフティングの練習をして、10回くらいできるようになりました。
これも、意識して練習を繰り返したことでできるようになったのです。
勉強もそれと同じです。
無意識でできることをいかに増やせるか。
そのために反復訓練をどれだけするか。
ここにかかっているのだと思います。
ING進学教室 立川教室
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