むかしべや….

むかしべや….

みなさん、こんにちは!

ING東大和教室、K先生です。

5月も始まり、早1週間を過ぎました。中学校は部活も本格的になり、慌ただしい毎日を過ごしていると思います。小学生も授業が本格的になり、学校から出る毎日の宿題に追われている人もいるかもしれません。そのような中、しっかりと塾に来ている生徒を見ていると、本当に頑張っているなと感じます。

日本の暦の上では、もう夏です。今年は5月6日~20日までが二十四節気で「立夏」となります。

さて、今日は初夏にちなんで、日本の初夏をうたった短歌・俳句を紹介していきます。

 

「昔べや  今も恋しき  郭公(ほととぎす)  ふるさとにしも  鳴きてきつらむ」

 

 

現代語の意味は以下のようになります。

「昔が今も恋しいのか、ホトトギスはこの 「ふるさと」にも来て鳴いている。」

 

作者は壬生忠岑(みぶのただみね)です。平安時代の歌人で、古今和歌集の撰者の一人です。

この歌で歌われているホトトギスは、カッコウ目・カッコウ科に分類される鳥類の一種です。特徴的な鳴き声で、オスの鳴き声はけたたましいような声で、「キョッキョッ キョキョキョキョ!」と聞こえます。またウグイスなどに托卵する習性で知られている。日本では古来から歌の中で用いられており、俳句では夏の季語でもあります。

 

このブログが皆さんの勉強の息抜きと、ほんのちょっとの知識を提供できれば幸いです。

 

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